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MORITAのヤカン


ぼくが使っているのはモリタのヤカン。発色合金製で新品当時は艶かしく乳白色をしていて、アルミとはちょっと違いますぜいと主張していたように思う。けど今は廃盤となって販売されていない。

 ぼかぁモノの扱いが非常に荒っぽい男だから、今となっては、国鉄時代の古びた駅舎にあるストーブの上に乗っかった20年もののヤカン並みの汚さだ。 ただ、このベコベコ加減、すすけ具合がいい味を出しているのだなぁ。
今は廃盤だけど、昔の山屋ではこれが定番だった。いまでこそアルミ製の安価なトランギアヤカンが主流となっていて、とても使いやすいのだけど、昔は"とらんぎあ"なる夷狄の道具は全く置いていなかったように思う。

 このモリタヤカン、特徴としてはそのおちょぼ口と、ちょっと緩めの蓋、茶漉が付いていることだろう。トランギアの蓋はきっちりとしまって持ち運びには便利だと思う。モリタのはゆるゆる、精度が自慢の日本製にしてはダメじゃんと思うけど、実はこれ茶漉に合わせて造られているんだなぁ。ぼくは茶漉は使わないので外してしまっているから余計にユルユルなんだ。でも全然OK。トランギアのアルミに買い換える気がしないな。裏面なんてもう焦げ焦げなんだけど、これぐらい年季が入っているほうが、炭の中だろうが焚き火の中だろうがお構いなしに放り込める。 ただ、ヤカンを扱う上で大事なこと、守らなければならないことがある。それは水、お茶一切いれない、調理しないことだ。

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